管楽器カタログ

ヤナギサワ サックス 歴史

2017年7月22日 管理人

管楽器のカタログ ,

ヤナギサワ サックス 歴史

ヤナギサワサックスの歴史(history)

ヤナギササックス 歴史 年表

1896年
創立
1954年
テナーサクソフォン第1号(T-3)製作
1956年
アルトサクソフォン第1号(A-3)発表
1961年
株式会社に改組、サクソフォンの総合メーカーを目指す
1965年
アルトサクソフォン(A-5)発表
1966年
テナーサクソフォン(T-5)発表、Low Aキー付きバリトンサクソフォン(B-6)完成
1968年
ソプラノサクソフォン(S-6)、High Eキー付きソプラニーノサクソフォン(SN-600)を、それぞれ初の国産サクソフォンとして発表
1977年
楽器フェアにて、ソプラニーノからバリトンまで5種類15モデルの楽器を展示、国内外から好評を博す。以後、製品をアメリカ・カナダ・中南米・オーストラリアをはじめ、ヨーロッパ諸国へ輸出
1978年
エリモナシリーズ(モデル No.800)完成
1979年
国内初のカーブド・ソプラノ完成
1980年
モデル880発表
1985年
世界初のデチャッタブルネック・ソプラノ発表
1990年
900、990シリーズのソプラノ、バリトン発表
1992年
国内初のシルバーボディモデル9930をソプラノからバリトンまで4種類発表。アルト、テナーを900、990シリーズに変更
1995年
アルト、テナーを900μ、990μシリーズに変更。一歩先を行く機能を備え、より使いやすさを進化させた
1999年
総管体銀製のアルト(A-9937)を発表
2000年
総管体銀製のテナー(T-9937)を発表、バリトンの最高峰と呼べる(B-9930BSB)完成、ブロンズブラス製金メッキ仕上992GPシリーズ発表
2001年
ブロンズブラス製ピンクゴールドメッキ仕上992PGPシリーズ発表
2002年
総管体銀製にピンクゴールドメッキ仕上げの楽器9937PGPシリーズ誕生、クラスを超えたブロンズブラスの表現力をもつアルト(A-902)発売
2003年
アルトに続き、音楽性の高いブロンズブラス製テナー(T-902)発売
2004年
カーブド・ソプラノのSC-991、992発売
2006年
世界初の総管体14金製アルト(A-9914)を製作、参考出品としてmusikmesse 2006にて発表、ヤナギサワの高い技術力を世界にアピール
2008年
総管体銀製のカーブド・ソプラノ(SC-9937)を発売
2014年
アルトWOシリーズを発売
2015年
テナーWOシリーズを発売
2017年
ソプラノWOシリーズを発売
2018年
バリトンWOシリーズを発売。カーブド ソプラノWOシリーズを発売。その進歩はどどまることなく、さらに良いサクソフォンを求めている。

ヤナギサワサックス イノベーション

カタチをつくるのではなく音をつくる

日本の管楽器の歴史を支えてきた技、そしてあくなき挑戦が世界の音を奏でるクオリティを生み出す。

明治27年(1894)、初代・柳澤徳太郎は輸入管楽器の修理を始めた。

時代は戦争の最中、そんな背景もあり、小さな修理工房は楽器工場へと変わり、東京・小豆沢を中心に管楽器生産が広まっていった。

昭和26年(1951)、二代目・柳澤孝信はサクソフォンを試作。

ヤナギサワ楽器0号だ。

当時、世界では今でも名器として使われているサクソフォンが艷を競っていた。それに比べれば、0号は子供の玩具のようなものだっただろう。

だが、志だけは世界に引けをとらなかった。

試作に試作を重ねた3年後、テナーサクソフォン第一号(T-3)が完成した。

楽器には魂が宿る。

作り手の心意気、そして、演奏家や楽器の声に耳を傾けてはじめて、良い音を生む楽器となる。

演奏家と共に「音をつくれる」楽器を求めて、すべて自社で完結する一貫した製造工程にこだわりを続けてきた。

いつも、これからが挑戦だ。

管楽器のカタログ ,

管楽器カタログ