ヤナギサワ サックス 歴史
ヤナギサワサックスの歴史(history)
ヤナギササックス 歴史 年表
- 1896年
- 創立
- 1954年
- テナーサクソフォン第1号(T-3)製作
- 1956年
- アルトサクソフォン第1号(A-3)発表
- 1961年
- 株式会社に改組、サクソフォンの総合メーカーを目指す
- 1965年
- アルトサクソフォン(A-5)発表
- 1966年
- テナーサクソフォン(T-5)発表、Low Aキー付きバリトンサクソフォン(B-6)完成
- 1968年
- ソプラノサクソフォン(S-6)、High Eキー付きソプラニーノサクソフォン(SN-600)を、それぞれ初の国産サクソフォンとして発表
- 1977年
- 楽器フェアにて、ソプラニーノからバリトンまで5種類15モデルの楽器を展示、国内外から好評を博す。以後、製品をアメリカ・カナダ・中南米・オーストラリアをはじめ、ヨーロッパ諸国へ輸出
- 1978年
- エリモナシリーズ(モデル No.800)完成
- 1979年
- 国内初のカーブド・ソプラノ完成
- 1980年
- モデル880発表
- 1985年
- 世界初のデチャッタブルネック・ソプラノ発表
- 1990年
- 900、990シリーズのソプラノ、バリトン発表
- 1992年
- 国内初のシルバーボディモデル9930をソプラノからバリトンまで4種類発表。アルト、テナーを900、990シリーズに変更
- 1995年
- アルト、テナーを900μ、990μシリーズに変更。一歩先を行く機能を備え、より使いやすさを進化させた
- 1999年
- 総管体銀製のアルト(A-9937)を発表
- 2000年
- 総管体銀製のテナー(T-9937)を発表、バリトンの最高峰と呼べる(B-9930BSB)完成、ブロンズブラス製金メッキ仕上992GPシリーズ発表
- 2001年
- ブロンズブラス製ピンクゴールドメッキ仕上992PGPシリーズ発表
- 2002年
- 総管体銀製にピンクゴールドメッキ仕上げの楽器9937PGPシリーズ誕生、クラスを超えたブロンズブラスの表現力をもつアルト(A-902)発売
- 2003年
- アルトに続き、音楽性の高いブロンズブラス製テナー(T-902)発売
- 2004年
- カーブド・ソプラノのSC-991、992発売
- 2006年
- 世界初の総管体14金製アルト(A-9914)を製作、参考出品としてmusikmesse 2006にて発表、ヤナギサワの高い技術力を世界にアピール
- 2008年
- 総管体銀製のカーブド・ソプラノ(SC-9937)を発売
- 2014年
- アルトWOシリーズを発売
- 2015年
- テナーWOシリーズを発売
- 2017年
- ソプラノWOシリーズを発売
- 2018年
- バリトンWOシリーズを発売。カーブド ソプラノWOシリーズを発売。その進歩はどどまることなく、さらに良いサクソフォンを求めている。
ヤナギサワサックス イノベーション
カタチをつくるのではなく音をつくる
日本の管楽器の歴史を支えてきた技、そしてあくなき挑戦が世界の音を奏でるクオリティを生み出す。
明治27年(1894)、初代・柳澤徳太郎は輸入管楽器の修理を始めた。
時代は戦争の最中、そんな背景もあり、小さな修理工房は楽器工場へと変わり、東京・小豆沢を中心に管楽器生産が広まっていった。
昭和26年(1951)、二代目・柳澤孝信はサクソフォンを試作。
ヤナギサワ楽器0号だ。
当時、世界では今でも名器として使われているサクソフォンが艷を競っていた。それに比べれば、0号は子供の玩具のようなものだっただろう。
だが、志だけは世界に引けをとらなかった。
試作に試作を重ねた3年後、テナーサクソフォン第一号(T-3)が完成した。
楽器には魂が宿る。
作り手の心意気、そして、演奏家や楽器の声に耳を傾けてはじめて、良い音を生む楽器となる。
演奏家と共に「音をつくれる」楽器を求めて、すべて自社で完結する一貫した製造工程にこだわりを続けてきた。
いつも、これからが挑戦だ。
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